プレイスタイル3すくみ? |
「プレイスタイルの流行についての個人的見解」
http://same-frequency-football.blogspot.jp/2015/05/blog-post_30.html
で述べたようなプレイスタイルの変遷が起こるならば、
上記のような三すくみが成り立つ、
すなわち
1.ポゼッションはロングカウンターの相手に強く、ショートカウンターの相手に弱い
2.ロングカウンターは、ショートカウンターの相手に強く、ポゼッションに弱い
3.ショートカウンターは、ポゼッションに強く、ロングカウンターに弱い
となる。
ただし、選手の個人能力や練度等が同じ条件とする(※)。
以下、この考えの根拠を説明する。
1.ポゼッションはロングカウンターの相手に強く、ショートカウンターの相手に弱い
ロングカウンター相手には、ゆっくりボールを保持できるのに対し、ショートカウンターには、保持する・考える時間を与えられない
2.ロングカウンターは、ショートカウンターの相手に強く、ポゼッションに弱い
ショートカウンターに対しては、ロングパス一本で相手のプレスを無効化できるのと、ボールを保持しないので、ショートカウンターを受けにくい。
ポゼッションには、ゆっくり攻められ、相手に主導権を握られ続ける。
3.ショートカウンターは、ポゼッションに強く、ロングカウンターに弱い
相手が、ゴールに近くてもボールを保持してくれるので、ゴールの近くでボールを奪って攻撃という、スタイルが十二分に生きる。
ロングカウンター相手には、ボールを保持してくれないので、攻め手がない。
※とはいえ、同じ条件というのは、定義が実質できない。なぜなら、スタイルによって最適なフォーメーションなりシステムなりが異なるからだ。例えば3-4-3や4-3-3の方が三角形が多く作れポゼッションがやりやすいといわれているし(それだって運用次第だが)、相手が3バックなら3人で追い回した方が2人で追い回すよりボールが取りやすいはずだ。また、練度が同じってどう定量化すんだよ。
ちなみに、この理由により、実例を挙げるのは難しい。ロングカウンターがポゼッションに勝つことだってあるし・・・。
イメージとしては、バルサがハイプレスに屈して、今の(まるっきりではないけれど)ロングカウンタースタイルに移行して勝っているという感じ。
もっとちなみに、現実は、どれかのスタイルだけということもない。
ので、この三すくみを検証できないんだよなぁ
という言い訳を書いてこの稿、了。
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