コスタリカは、パーカー、ヌニョス、ガリタ、カスカンテ、フェルナンデス、ブルケ、セケイラ、マタリタ、レイバ、ジョルジ、マルティネスの4-4-2
コスタリカはショートパスを繋いでくるチーム。攻撃時には、ボランチを落として3バックに変形するような形も見せる。
日本もショートパスを繋いでいくチームということで、似たような対決。そうなると違いが出てくるのは守備と運動量。互角の戦いを見せていたコスタリカだが、運動量に勝る日本が守備からの攻撃に活路を見出していく。運動量の差は、多分コスタリカの移動によるコンディション不足。そして日本の得点、亀川がぶっちぎってクロス、フリーの野津田がゴール。このころから、コスタリカは短いパスのミスが目立ち始める。
後半に入り、日本はメンバー交代。コスタリカは、メンバー交代し、フォーメーションを5-3-2に変更。攻撃時には、3-1-4-2、ダニッシュ・ダイナマイトに変形。意図は、相手プレス時のマークをずらすこと、ネガトラ(ネガティブトランジション)時に高い位置に人数おいておくことで高い位置からのプレッシングをしやすくするのと、がっつり守るときは人数かけまっせということだと・・・。代償はネガトラの第一波がかわされると広大なスペースを相手に与えること。コスタリカは、この変更が功を奏し、高い位置でのボール奪取からチャンスをつかむ。
コスタリカのフォーメーション変更の効果 |
対する日本は、4-4-2フラットようなBOXのようなダイヤモンドの中間のような形(多分ゾーンで守っているだけ)で対抗。相手のポジション変更に慣れた頃からボールを中盤で奪取、攻撃という形が作れるようなる。1ボランチのためか、特に相手のバイタルエリアが手薄で、ここでのチャンスが多かった。とはいえ五分の展開だったが、31分の相手のビルドアップミスのボールを金森が奪い取り、独走、ゴールを決める。この失点後、コスタリカの運動量が露骨に落ちる。最後は、日本もフォーメーション変更し5-4-1にし、試合を締める。(5-4-1と5-3-2って、Jかっ)
コスタリカは、点差以上に結構強かった。ミスも含めてサッカーだけど、ミスがなければ、どっちに転ぶかわからなかったのでは。日本で気になった選手は、矢島。前回見たときは、中島がいないとボール回しが機能不全に陥っていたのが気になったのだけれど、それを解消することができる選手のように見えた。あとは、相手のコンディションやフィジカルに問題があったかもだけど、亀川、浅野のぶっちぎり含めかなり、フィジカルに富んだ選手がいっぱいのようで、いつの間に日本って感じ。A代表と同じく、守備が通用しない相手に出会ったときにどうなるか如何によって、今後の結果が左右されると思う。
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